BMWのF01(7シリーズ)の故障率を抑えるためには?

 

筆者の木本(きもと)です。今回はBMWのF01(7シリーズ)の故障率を抑えるためには?というテーマでお伝えしていきます。BMWの7シリーズに興味のある人は以下の記事も参考になります。

 

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BMWのF01は7シリーズと呼ばれるフラッグシップモデルです。フラッグシップモデルということでメーカーの持てる技術を余すことなく注ぎ込んで開発がされていますので、まさにBMWの最高峰モデルと言えます。

 

出典:THIS JUST IN: OFFICIAL 2013 BMW 7 SERIES LCI (FACELIFT)/tcbmw

 

BMWの中でも最高峰なのでボディサイズや内装、価格も最善のものとなっていますが、意外と知られていないのが1シリーズや3シリーズなどの他のシリーズとの維持費の違いです。BMWのF01は一番小さいエンジンでも3リッターなので自動車税が年間¥51.000、車重も1.5トンを軽く超えますのでそれだけでも車検時に支払う重量税が一般的な乗用車より高額になります。加えて走行距離ごとに来る消耗部品代も一つ一つが高めに設定されていることと、さらに交換サイクルも他の3シリーズなどと比較して早いです。ですので「まめに工場に入れられるほどの経済力」や「BMWの設計思想を理解できる余裕」などが基本として求められます。

 

ですので私たちが知っている乗用車とは少し違う次元にある乗り物ですので「中古車価格がこなれてきた」からといって国産高級車のような感覚で購入してしまうと、そう長くないうちにクルマに振り回されてしまいます。それでもインターネットが普及する時代より前と比較すれば、7シリーズクラスの超高級セダンも随分と維持しやすくなってきています。例えばF01の故障について知りたければネットを通してさまざまな情報を仕入れることができます。分からないことがあれば知恵袋のような質問サイトでオーナーさんたちから、輸入車カテゴリーでアドバイスをもらうことだってできます。BMWは国内でも爆発的な人気を誇っているので整備に慣れた工場も多く登場してきています。その影響で外車といえどもBMWのパーツは国内で普通に入手できるほどになっています。

 

BMWのクルマそのものの品質もはるかに向上し、コンピューター制御がかなり普及してきたことも相まって故障個所の特定も各段にしやすくなってきています。様々な点でグローバル化は進み、2000年代に入ってからはとても維持しやすい環境が整いつつあると思います。そんなことも踏まえながらBMWのF01の故障リスクを軽減する方法について私なりの意見をお伝えしていきます。

 

 

BMWのF01の故障リスクを軽減する販売店の選び方

 

BMWのF01は基本的に故障の心配の要素がほとんどないとても良いクルマだと思います。ですが中古車で購入するとなると車の状態の良し悪しや販売店のアフターサービスなど気にしなくてはいけないポイントが多々あります。購入時点でいい加減な選び方をしてしまうと大やけどを食らう確率が高まりますので、焦る気持ちをまずは落ち着かせながら最初ほど慎重にならなくてはいけないと思います。あなたは中古車を探すときどのような探し方をしているでしょうか。今ではインターネットの大手中古車サイトのカーセンサーやグーネットなどが一番多いのではないでしょうか。私もこれまでカーセンサーで2台、輸入車を購入した経験があります。

 

カーセンサーなどで中古車情報を実際に見ていると、実車の写真が親切なお店で20枚くらい掲載されていると思います。その中で確認してもらいたいのがエンジンルームの記載があるかです。F01のコンディションに自信がある、もしくはそのお店が良心的であればしっかり撮影して掲載してあると思います。もう少し細かく詰めていくと、車がどこに展示されているのか?という点も気になります。私がF01のような超高級な車を購入するならば屋外で野ざらしになっている個体は避けると思います。在庫車によっては半年~1年以上そのままにされているという車も珍しくありませんから、その分塗装が劣化してしまっている可能性がありますよね。

 

もしくは購入当初はきれいだと思っても買った後に「色あせていた」ということに気づいてしまうかもしれません。その他、特にブレーキ周りやエンジン周辺のボルト・ナット類は屋外放置だとサビが進行しやすいので要チェックです。とはいえ屋内で在庫車を管理している販売店自体が少数かもしれないので気になるF01の中古車があれば「いつから展示されているのか」という点は気にした方がいいと思います。そしてさらに気にした方がいいのが自社整備工場を完備しているかという点です。自社整備工場があるということはうちはアフターもしっかりやりますという証になります。購入後のメンテナンスで「ちょっと診てほしいところがあるのですが」というお願いをしても、お店のそばに工場があればすぐに対応してくれますよね。

 

ディーラー以外で車を購入したことがない人にとっては馴染みがないかもしれませんが、販売店によってはピットがなく整備も外注化しているところがあります。私がオペルというドイツ車を購入した時もそうでしたが、対応の遅さにイラっと来るかもしれません。それに中間マージンも発生していますので割高になるケースが多いです。そんな点も考慮すると自社整備工場があるお店で買った方がアフターサービスは良いという予想が付きます。また、BMWのF01を購入する販売店はなるべく「BMW専門店」を掲げているところがお勧めです。在庫車でフォルクスワーゲンやアウディなども一緒に販売しているようなお店ではなく、本当に「BMWのことならなんでも分かります」というようなところです。

 

そういった販売店はBMWそのものを愛しているところが多く、在庫車も丁寧に扱います。年間を通してBMWの整備をこなしているということも予想できますから「BMW整備のお約束」などもしっかり押さえて整備・納車してくれる可能性が高いです。特にBMWのF01ではシビアなコンピュータ制御が入っていますので、そういった点も把握している販売店であればなお良いと思います。ディーラーで頼むとなかなか対応が難しい整備の案件でも二つ返事で対応してくれたり、ディーラーを意識した良心的な料金で対応してくれることもあると思います。ここまでご紹介したポイント全てをクリアする販売店を見つけるのはなかなか難しいかもしれませんが、故障リスクを抑えるという観点では販売店選びは非常に大切ということがお分かりいただけたと思います。

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BMWのF01の故障が少なそうな個体の見分け方

 

BMWのF01の故障リスクは元々そう気にするレベルではないものの、やはり個体選びは重要です。「クルマについてはあまり詳しくないから不安」という気持ちを抱えている人もいるかもしれませんが、実際はそう難しいことではないので肩の力を抜いて選んでみましょう。誰でも確認できることですが、保証のついていないF01は迷わず避けまるべきです。むしろ保証が1か月でも付帯していればまずは安心です。保証がないということは何を意味するかというと、前オーナーさんが何か機械的な故障の予兆を感じ取って手放し、それを販売店も知ったうえで販売しているのかもしれないからです。

 

特にBMWのF01は高度なコンピュータ制御が導入されている反面、不具合に関しては未知数な面があります。「保証は付けられないけど故障した時はご相談ください」などのようなセールストークにも乗らないように注意してください。販売店の立場に立ってみると何か調子が悪いと分かっている中古車に保証を付けても損をしてしまうことになりますよね。それなら次のオーナーさんに乗ってもらって、もし故障が出ればその人にお金を払って直してもらった方が得になります。もし品質に自信のあるF01を販売しているのであれば、少なくとも保証は付けてくれます。そういった基準で見ていくと失敗は少ないと思います。

 

また、最低限見ておきたいのは「定期点検記録簿」の有無です。これはその中古車が「誰がどんな整備を、いつやったか」を追跡することができる重要な手がかりとなる書類です。確認方法としては中古車情報の画面で詳細が色々と見られると思いますので、よく見てみると項目があるはずです。一番良いのはどんな整備をされていたのか販売店に聞いてみるというのがベストです。整備履歴について何も知らない、何も答えられないという対応をされたら迷わず他を当たってしまいましょう。そこで誠意を見せてくれるかどうかも、その販売店を信頼できるかという手がかりになります。

 

F01を探すときはまず中古車サイトを閲覧して、気になる個体があれば実際に見に行ってみるという流れになると思います。電話などで問い合わせる際に聞いておきたいのが試乗はさせてもらえるのかという点です。なんだかんだで言い訳して拒否された場合には見に行く価値はないと思っていただいて大丈夫です。理由としては「何か後ろめたいことを隠しているかもしれない」からですね。中古車の試乗は新車の時よりもはるかに重要なポイントとなり、実際に走行してみないとその車のコンディションは分からないものです。

 

走行するとガタガタ音がしてくるかもしれませんし、ミッションの調子が悪ければ乗り心地がギクシャクするかもしれません。それを理解したうえで販売店には「直して納車してもらえるのか」などの交渉がとてもしやすくなります。試乗せず、あとから異変に気付いても納車されてしまった後に訴えるのはなかなかやりにくいと感じる人もいると思いますので、F01の試乗は必ずしておきましょう。

 

そして最後に大切な基準として、F01の走行距離があります。なるべくは走行距離が最低でも2万キロ~から選んでいきましょう。理由としてはある程度公道を走行しながら初期の故障を吐き出しているF01を選びたいからですね。BMWのF01の元オーナーさん達は、車を大事に乗る方が圧倒的に多いです。なので数ある中古車市場の中でも程度が良好な車がとても多いのでさほど気にする必要はないかもしれませんが、逆に走行距離が少なすぎる個体を選ぶのも少しリスキーです。

 

もしあなたがF01を購入した2~3カ月後くらいに「何か故障した」ということがあっても、その修理費はあなた持ちとなってしまいます。それならば、そういった不具合を前のオーナーさんが直してくれている個体を選んだ方が得策ですよね。とはいえ内装やボディなどのコンディション優先で選びたい人もいるということと、そもそも初期トラブル自体がそんなに多く起こることでもないということを考えると、あまり神経質になることでもないかもしれません。

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BMWのF01の故障リスクを減らす購入時の予備メンテナンス

 

BMWのF01はとにかく頑丈でタフな車で、かつエレガントさを兼ね備えたBMWの最高峰のクルマです。ですがその本来の良さや性能を維持していくには正しいメンテナンスがつきものです。BMWのF01の購入時の具体的なメンテナンスについては『BMWのE65(7シリーズ)故障の心配より必要なことは?』にて解説しています。私としてはBMWのF01を購入時のコンディションのまま乗ってしまうのはお勧めできません。理由は、前オーナーさんが「なぜそのF01を手放したのか?」という点が不明だからです。

 

あなたが車を手放したくなる時、もしくは買い替えを検討するときのことを基準に考えると分かりやすいと思います。考えられるきっかけとしては、

 

  • 車検のタイミングでいつも乗り換えているから
  • 何か故障の予兆を感じとったから
  • 修理で高額な見積もりだったから

 

そして一番多いのが、車検の見積もりが高額だったから、ではないでしょうか。車検の見積もりが高額だったというのは何を意味するかというとそれだけ交換が必要な消耗パーツが多いということを示しています。消耗パーツというのは、放置していると車検に通らないものから燃費に悪影響を及ぼすもの、エンジンの始動に関わるものから乗心地に関わるパーツなど多岐に渡ります。それらを交換せず乗りっぱなしにしてしまうとどうなるか?それは「故障だ!」と騒ぐことになりかねません。具体的な消耗パーツについては上記のリンクにて解説していますので、ぜひ一度ご覧ください。

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